レポートについてのお知らせ
レポート作成前に下記の注意事項を必ずお読み下さい。
上記注意事項の条件がクリアされていなければ、レポートは受理せず再提出となります。
※令和2年度採用研修医のCPCレポート様式は異なります。
※CPCレポート提出に関する注意
【必ず市大の表紙、評価表、レポートを使用してください。】
CPC提出の際には
CPCレポート表紙へ臨床指導医、病理解剖担当医、病理指導医の印、及び
評価表の添付が必要です。
市大のCPCレポート表紙及び評価表は左記CPCレポート様式の中に入っています。
【特例措置について】
特例措置を希望される方は必ず
こちら
をご覧ください。
下記の「レポート提出状況表」は各個人のレポート提出状況確認にご活用ください。
(注)ダウンロードしたWordファイルが[○○.zip]となって、正常に開けない場合は、[○○.docx]と名前を変更し保存して下さい。
患者情報の取り扱いと症例・CPCレポート作成上の注意
レポート等患者情報記載時においての取り扱いについて、個人情報保護の観点により、患者情報の匿名化においては、以下のとおり厳重に取り扱うようお願いいたします。
阿倍野キャンパス外への持ち出し禁止項目
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(1) 患者情報 氏名・住所・電話番号
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(2) 個人用電子媒体
パソコン・ハードディスク・USBメモリー・DVD・CD・フロッピー
※ただし、私物であっても阿倍野キャンパス外に持ち出す可能性がない物については除く。
レポートの作成(患者の臨床経過等の記載における取扱注意が必要な事項)
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(1) 氏名・イニシャルは記載しない。
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(2) 人種・国籍・出身地・現住所・電話番号・職業歴・既往歴・家族歴・宗教歴・生活習慣・嗜好について、対象疾患との関連が薄い場合は記載しない。
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(3) 日付は記載しない。第一病日・3年後・10日前といった記載法を用いる。
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(4) 第一内科を内科、とする等診療科名は省略または大まかに記載する。
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(5) 前医がある場合、病院名や所在地は記載しない。
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(6) 症例の基となったデータや情報に含まれる番号は記載しない。
レポート提出の前に(要チェック)
患者情報が保存されている全てのパソコンには、必ずパスワードを設定すること。
また、阿倍野キャンパス内において作成する場合についても、厳重に注意・管理を行った上で、文書等の作成を行うこと。
データの特定や個人情報の漏洩防止につながるため、レポート等の文書を作成後は、必ず再度確認した上で提出すること。
今後、個人情報の匿名化されていないレポートについては、受理せず、修正のうえ、再提出させることとする。
研修レポート標準書式に関する注意事項
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経験目標のうち頻度の高い症状、緊急を要する症状・病態、経験が求められる疾患・病態のうちA疾患(入院患者を受け持ち、診断、検査、治療方針について作成)についてレポートの提出が求められています。
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現在の大阪市立大学医学部附属病院および研修協力病院・施設においては、非常に多くの施設、診療科が研修医の指導にご参加いただいているため、画一的な書式の導入は現場の混乱を招く可能性があります。
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また臨床研修医は、入院患者に対して退院要約などの書類作成作業を行っており単純な事務作業を増やさないよう配慮する必要があります。
以上のような観点から、研修レポート標準書式について以下のような取り扱いとします。
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CPCレポート以外は必ず所定の市大病院表紙をつける。
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CPCレポートは、必ず、CPCレポート市大病院標準書式を使用し、専用の表紙・評価表を添付すること。
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指導医が、各施設、各診療科の独自の退院要約をもって症例レポートの内容を満たしていると判断した場合には、次項の取り扱いで症例レポートとして受理する。
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退院要約を研修レポートとして扱う場合の取り決め
研修医は、退院要約に症状や病態についての追記を行い、要約の中で項目を明記し、項目ごと(例:#1 胸痛、 #2 呼吸困難 など)に鑑別内容などの記載を書き込む。指導医が内容を確認、評価し受理可能であると判断した場合には症例レポートと見なす。この際の評価は指導医が退院要約のコピーに概略評価およびコメントを書き込み、研修医は、研修科目ごとにまとめ、当該研修期間中に指導医の評価を受け、当該研修期間終了までに卒後臨床研修センターに提出(郵送可)する。
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研修レポート標準書式は、外来でしか経験できない症候などの書式として臨床研修医が利用することができる。また概略評価の欄が付加されているため、退院要約として使用するには不適当である。今後、厚生労働省より、具体書式・運用等についての提示があった場合は、検討調整のうえ改定していく。
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指導医がレポートの内容が受理可能と判断した場合には、症例の経過、所見欄の記入の書式はポイントをしぼった箇条書きも可とする。