大阪市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室
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大阪大腸がん
セーフティーネットとは

概要
 「大阪大腸がんセーフティーネット」は、大腸がん検診の便潜血検査で陽性と判定された方が最初に受ける「大腸内視鏡検査」を、患者様の最寄りの病院でスムーズに受けられるようにする基盤づくりと、さらに精密な検査や治療が必要と診断された方については、より専門的な治療ができる病院へと適切に紹介し受け入れる診療連携ネットワークの仕組みづくりを目的としています。 
早期発見・早期治療のため、大腸内視鏡検査は1日でも早く
 大腸がん検診の一環である便潜血検査が、大腸がんの早期発見・早期治療へとつながり、大腸がんによる死亡率の減少に寄与するという認識が広まる中、会社等の団体健康診断にも積極的に取り入れられるようになってきています。
 便潜血検査で「潜血あり(陽性)」になると、精密検査として大腸内視鏡検査を受けるように指示されるのですが、大腸がん検診の受診者の増加に伴い、当市大病院への大腸内視鏡検査の依頼数も増えています。(図1)



  しかしながら、本来、大腸内視鏡検査は、必ずしも大学病院レベルの医療機関で受けなければならないものではありません。
 地域の医療機関にも大腸内視鏡検査に対する豊富な経験を持つ医師が沢山おられますので、予約の取りにくい大学病院での受診にこだわらず、地域の医療機関を利用して1日も早く検査を受けて頂きたいと考えています。
診断と治療の機能構造化による安心づくり=セーフティーネット
 大腸内視鏡検査をきっかけに、様々な症例の大腸がんや大腸ポリープが発見され、患者様の病状が診断されます。また、通常の大腸内視鏡検査では診断しにくい病状もあり、さらに詳しい検査が必要になる場合があります。 この様に、がんと診断されたり、疑いが強いと言われた患者様が、より専門的な医療機関や医師に診断や治療を委ねたいと思うことは当然のことです。
 その様な時に、より専門的な診断と治療を行う能力を持つ病院や大学病院が、患者様をスムーズに受け入れていく枠組みがセーフティーネットです。(図2)


 
 地域の医療機関とセーフティネットの構成病院、そして市大病院が役割分担をしながら、患者様の病状に合わせて、必要になる医療を適切に提供します。(図3)

取り組みの内容と今後の方針
ネットワーク作り
  現在、特定機能病院である大阪市立大学医学部附属病院消化器内科が中心となり、同消化器内科の関連病院の中で、大腸がん、大腸ポリープ等の大腸疾患に専門的に対応できる医療機関にセーフティーネットの構成病院になっていただいています。

情報提供
 地域の医療関係者に情報を提供するためのホームページの運営など。

 大阪市立大学医学部附属病院ホームページに大阪大腸がんセーフティーネットのコーナーを作り、セーフティーネットの構成病院の一覧と、各病院に患者様を紹介する場合の目安になる情報を取りまとめて公開します。(図4)


 
 今後、さらに多くの医療機関に大阪大腸がんセーフティーネットの存在を知っていただいて、有効に活用していただくため、各医師会を通じて周知していくつもりです。
 これにより、一人でも多くの患者様の早期発見・早期治療につなげるべく努力してまいります。