大阪公立大学医学部附属病院での製造販売後調査および申請方法についてご説明します。
なお、副作用調査につきましては、担当者までお問い合わせください。
一般使用成績調査とは
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医薬品及び医療機器等を使用する患者の条件を定めることなく、副作用による疾病等の種類別の発現状況並びに品質、有効性及び安全性に関する情報の検出又は確認をおこなう調査です。
特定使用成績調査とは
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使用成績調査のうち、小児、高齢者、妊産婦、腎機能障害又は肝機能障害を有する患者、医薬品を長期に使用する患者、その他医薬品を使用する条件が定められた患者における副作用による疾病等の種類別の発現状況並びに品質、有効性及び安全性に関する情報の検出又は確認をおこなう調査です。
副作用・感染症調査とは
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薬事法の改正により企業や医療機関が医薬品の副作用、医療機器の不具合やこれらによる感染症などについて厚生労働省に報告することが法制化されました。
具体的には医薬品において、以下の様な事象が発生した場合が対象になります。
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死亡、障害、治療のため入院または入院の延長が起こったとき
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患者の子に先天異常が認められたとき
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感染症が起こったとき
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添付書類に記載されていない事象が起こったとき。
製造販売後調査の実施までの流れは以下のようになります。
概要
申込締切は、毎月末です。
手続きの手引きを作成しましたので、ご参照ください。
提出書類等
提出書類:様式1,様式3を変更しました。
提出書類:※CRO業務委受託覚書(雛形)を追加しました。
※PDFデータ提出先メールアドレスまでご送付下さい。
注)契約書 記入上の注意点
下記条文に貴社の指針名または、ガイドライン名を必ず記入して下さい。
(透明性の確保)
第11条 甲は、乙が日本製薬工業協会の定める「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン(平成23年1月19日)」を受けて策定した乙の
「○○○○○○○○」に基づき、甲が本契約に従い乙から支払いを受けた対価及び甲の医療機関名等について、これを乙のウェブサイト等で公開することに同意するものとする。
提出先・お問い合わせ先
- 新規申し込み、提出期限、提出書類など、詳しくは以下の担当までお問い合わせ下さい。
- 【製造販売後調査担当】
〒545-0051
大阪市阿倍野区旭町1-2-7 あべのメディックス6F
大阪公立大学医学部附属病院 臨床研究・イノベーション推進センター
製造販売後調査担当
TEL:06-6645-3447
FAX:06-6645-3448
製造販売後調査お問い合わせ専用メールアドレス:med-seihango★ml.omu.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してから送信してください。
一部変更手続き
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実施計画内容、調査期間、症例数等に変更が生じる場合は、一部変更の手続きが必要です。新規と同じく承認通知まで、一か月程度かかる場合があります。
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特に期間を延長される場合は、余裕をもって手続きをお願いいたします。
担当医師の異動時の手続き
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まれに担当医師が退職していることに気付かず、試験等が中断していることがあります。
本来であれば、医師本人からの連絡があってしかるべきところですが、患者を受け持ってない場合は特に連絡せずに退職してしまう場合があります。
担当医師の異動退職については当センターでも注意はしておりますが、対応が遅れる場合がございます。
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ご担当の方におかれましては、特に年度の変わり目について、医師本人にご確認をお願いするとともに、異動が明らかになった場合速やかに、当センターにて必要な手続きをおとりいただくようにお願いいたします。