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新たな取り組み

2008年

こどもの"脱腸"の新しい手術小児そけいヘルニアが2mmの創で治せます
(掲載日:2008年12月26日)

手術 小児外科でいちばん多い病気がそけいヘルニア、いわゆる"脱腸"です。 手術をしないと治らない病気で、放っておくと嵌頓(カントン)という恐ろしい状態になることがあります。 "脱腸"のあるお子さんは早期に手術をして治してしまうことがお勧めです。 お子さんが手術を受けることに抵抗のある親御さんもおられると思いますが、 こどもの"脱腸"はこども専門の外科医(小児外科医)と麻酔医が協力すれば安全に治すことができます。 当科では直径2mmの腹腔鏡(カメラ)を用いて小さな創で女の子も男の子も治せます。 細い腹腔鏡を使うので創を縫う必要がなくなりました。おなかの中を観察できるので、 反対側の"脱腸"の有無もチェックでき、一緒に治すこともできるようになりました。 この手術の歴史は10年を過ぎ、当科では2005年から2mmのカメラを使うようになり400例を越えました。 再発の経験はなく、安全・確実な手術です。もちろん保険医療として認可されています。 "脱腸"の親戚の病気の陰嚢水腫もこの手術で治すことができます。

希少難病の新たな治療法の発展:酵素補充療法 (掲載日:2008年12月12日)

ハプロ移植 希少難病として厚生省の特定疾患に指定されている病気のなかに、ライソゾーム病という疾患グループがあります。 生物の新陳代謝によりできた老廃物は、細胞のライソゾームという場所で分解されて破棄されたり再利用されたりします。 ライソゾームにはたくさんの分解酵素があり、物質のそれぞれに対応した酵素が作用して老廃物の処理が行われます。 ライソゾーム病は、この酵素群のあるひとつが先天的に欠如しているために起こります。 現在、30種ほどの疾患が知られています。今まではどれも治療法がありませんでしたが、 最近、ゴーシェ病、ファブリー病、ポンペ病、ムコ多糖症I型、II型、 VI型の6つのライソゾーム病について、 それぞれ欠如している酵素の製剤が開発され保険診療として治療ができるようになりました。

腹腔鏡下肝切除術について (掲載日:2008年11月26日)

ハプロ移植 腹腔鏡下肝切除術とは、腹腔鏡という内視鏡を使って肝癌を切除する手術法です。 傷跡が小さく体への負担が少ないため、近年施行例が増えています。 今回は、腹腔鏡下肝切除術の概要と、 肝癌の切除における高度先進医療の認定による 費用負担の軽減の可能性についてご説明いたします。

IgA腎症への「扁桃摘出術+ステロイドパルス治療」 (掲載日:2008年11月17日)

ハプロ移植 日本における腎炎で、最も多いのが、IgA腎症です。放置しておくと、 20年で20-30%の方が透析治療を必要とするようになる、 厄介な病気です。 ここでは、近年新しい治療法として注目されている、「扁桃腺摘出術+ステロイドパルス治療」につき、 当院腎臓内科の治療につき、紹介させていただきます。)

形成外科で美容レーザー外来が始まります (掲載日:2008年05月27日)

医療技術と医療用機器の進歩や、美容・整容に対する価値観の変化などを背景に、美容医療への関心と需要が高まっています。 また、外傷や熱傷による瘢痕など、ご自身の外観に関するお悩みをお持ちの方が、 効果的なメイクアップのテクニックを身につけることで、より前向きな生活を取り戻すという事例も増えています。 当病院形成外科では、保険診療ではカバーできない分野における皆様のニーズに応えるため、 自費診療の美容レーザー外来とリハビリメイク外来を開設することになりました。 リハビリメイク外来では、大阪出身のフェイシャルセラピストでリハビリメイクの提唱者である かづきれいこ先生の指導を受けていただくことも可能です。

ご存知ですか? 手術室のこと。 (掲載日:2008年05月27日)

ハプロ移植 年間約7300件の多様な手術が行われてる病院棟4階の手術室は、 大阪市の三次救急医療施設としての重症救急患者さんの緊急手術にいつでも対応出来る体制を整えています。 手術室を受け持つ中央手術部では、看護師らが中心となって、 手術を受けていただく患者さんに少しでもリラックスしていただくための取り組みを行っています。

アルツハイマー型認知症の早期診断の可能性を探るプロジェクト
(掲載日:2008年02月12日)

ハプロ移植 ■プロジェクトの協力者を募集しています。

当院は、アルツハイマー型認知症(AD)やその前段階で「客観的な検査で診断するために必要な基準指標」 を作ることを目指す全国規模のプロジェクト「J-ANDI」に参加しています。 この度、このプロジェクトに参加していただける一般の方を募集することになりました。

この活動は、軽症アルツハイマー型認知症と診断された方、軽度の認知症と診断された方、 認知症とは診断されていないが認知症が気になる方など、様々なお立場の方を、 MRIやPETなど最先端の診断装置や分析装置を用いて、 定期的に検査させていただき、 そのデータから発症の前段階や発症後の進行を解析し、 客観的な基準指標を作るというものです。