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院内ニュース

青森県三村知事が本院を訪問されました

青森県と本院臨床研修医との意見交換会

 本院2年次の臨床研修医は、青森県内の病院で1か月間地域医療の研修を行うことができます。本研修は、平成19年度から始まり、今年度は過去最高の35名が、研修を行いました。今回の意見交換会では、青森県からは三村知事、山中健康福祉部医師確保対策監、小川良医育成支援特別顧問、また研修医の受入病院の病院長もお越しいただき、総勢15名の方々にお集まりいただきました。
 本院からは、平川病院長、安積本部長、首藤センター長、事務部門並びに今年度地域医療研修に参加した研修医が参加しました。
 平川病院長、三村知事の挨拶の後、三村知事より、青森県の地域医療研修についてスライドを使って説明いただきました。その後、今回の地域研修で感じたことなど、研修医一人一人が発表しました。
 研修医からは「地域医療の体験から、患者さんが医療を必要としていることを感じた」「今後、医療過疎地域に携わるには、医師の少なさや交通の便などマイナス要件を上回る楽しさや、やりがいがあると思って、飛び込む勇気が必要である」など、活発な発表が行われました。また卒後臨床研修センターの首藤センター長からは「青森の地域医療では、医師としての仕事の意義について気付かされる一方、自分自身をさらに向上していこうという気持ちにもなる。この貴重な経験を糧に、今後も成長を続けてほしい。」との激励の言葉がありました。
 三村知事は一人一人の発表を熱心にお聞きになられ、「研修医の皆さんが来てくれるおかげで、それぞれの病院が刺激になり、また皆さんの経験が日本の地域医療が良い方向に変わっていくきっかけになる。」との大変うれしいお言葉をいただきました。
 また研修医を受入いただいている病院の病院長の方々とも、風土や言葉の壁など、研修での厳しさや楽しさについて、様々な意見が交わされました。
 本研修は来年度も30名を超える研修医が希望しております。若い医師が、地域医療の現実に触れ、日本全体で良医を育成していく取り組みとして本研修が非常に有益であることを実感できる会でありました。