ホーム > 診療科・部門 > 耳鼻いんこう科

診療科のご紹介

耳鼻いんこう科

間取り図 鼓室形成術、頭頸部手術、内視鏡下副鼻腔手術など外科的治療を積極的に行うと共に、難聴・めまいなどの神経耳科、 アレルギー性疾患や睡眠時無呼吸症候群などの加療を行っております。

(診療科の特色)
耳鼻いんこう科では、鼓室形成術、頭頸部腫瘍手術、副鼻腔炎の内視鏡手術など外科的治療を積極的に行うとともに、アレルギー性疾患、睡眠時無呼吸症候群などの多彩な耳鼻いんこう疾患の診断と治療を行っています。
特に当科では、頭頸部腫瘍とめまいなどの神経耳科疾患の診断と治療に重点をおいて診療をしており、頭頸部癌治療における放射線化学療法と再建手術、良性発作性頭位めまいに対する浮遊耳石置換法、メニエール病に対するゲンタマイシン鼓室内注入法などを積極的に行っています。
その他には、外耳道閉鎖症に対する外耳道造設術、突発性難聴に対する利尿剤を使ったステロイド治療なども行っています。
(社会的ニーズ)
耳鼻いんこう科で扱う頭頸部癌は喫煙や飲酒の影響もあり、依然減少していません。また、2箇所以上の部位に癌ができる重複癌も増加しています。当科では、最近話題のPET検査も積極的に活用し、全身的な診断と治療を行っています。
また、めまい疾患はストレスが関与する疾患も多く、現在増加傾向にあります。薬物治療や理学療法、手術治療とともに、そのような心的因子に考慮して診療にあたっています。
慢性中耳炎に対しては炎症の治癒ばかりでなく、QOLを考え聴力改善にも主眼をおいて取り組んでいます。
(今後の展望)
頭頸部癌では年間約40例に根治手術を施行し、良好な成績を得ていますが、今後は超選択的動注化学療法などの導入により、根治拡大手術を回避し、機能を温存した根治治療を積極的に考えています。
めまい疾患に対しては、器質的な異常だけでなく心因的背景を考慮した治療を積極的に取り入れていくつもりにしています。

診療(初診等)のポリシー

医療機関等からの依頼(診断・治療等)を基に専門的な検査・診断や治療を行っています。
受診する時には、依頼書(診療情報提供書<紹介状>、検査結果、レントゲンフィルム等)が必要です。

外来受付

外来診察担当表へ
・受付場所・・耳鼻いんこう科
・診察受付・・9:00〜10:30
・診療時間・・9:00〜16:45
※初診のときは、外来診察担当表をご確認ください。

医局のホームページ

医局のサイトトップページ画像
耳鼻いんこう科のホームページ:
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/jibika/

スタッフ紹介

氏 名  専門分野  担当
  井口 広義
 頭頸部外科学  頭頸部癌・頭頸部腫瘍
  阪本 浩一
 聴覚医学・小児耳鼻咽喉科学  難聴・アレルギー疾患・小児心身症
  角南 貴司子
 神経耳科学・耳科学  めまい・耳科手術
  山本 秀文
 神経耳科学・耳科学  めまい・耳科手術
 高野 さくらこ
 聴覚医学  難聴
  大石 賢弥
 頭頸部外科学  頭頸部癌・頭頸部腫瘍
  岡本 幸美
 睡眠医学  睡眠時無呼吸

当科の得意分野

小耳症、真珠腫を伴う先天性外耳道閉鎖症に対しては外耳道形成術、鼓室形成術を行っており、良好な成績を上げています。難聴に対しては鼓室形成術や補聴器に加え、高度の感音難聴に対しては人工内耳手術を行っています。めまい疾患に対しては特殊内耳外来にてメニエール病、良性発作性頭位眩暈症を中心に各種めまい疾患に対し精査加療を行っています。とくに良性発作性頭位眩暈症に対しては、浮遊耳石置換法も行っています。悪性腫瘍の手術治療に際しては摘出部の欠損が起こるときがあります。形態的な再建のみならず機能の回復も重視し、QOLの向上させるために再建手術を形成外科や外科とタイアップして行っています。顕微鏡下に血管縫合し再建しており大変良い効果が得られております。また原発不明の腫瘍の検索や再発に対する早期診断にPETを用いており治療に役立てています。
以下は医療関係者向けの情報です

紹介のポイント

当科への受診に際しては、まず初診外来を受けていただき、その後必要に応じて専門外来を予約いたします。ただ、外来担当医全員がすべての耳鼻いんこう疾患の診療に携わっていますので、初診でご紹介いただく際も専門分野にかかわらずご相談ください。

(早期発見のためのポイント)
頭頸部癌は進行すると根治が難しくなるため、なによりも早期発見・早期治療が重要です。
長期間続く声がれや舌の痛み、縮小しない頚部腫瘤などは要注意です。何かおかしいと思われたら、遠慮なくご相談ください。
また、めまいも日常生活に多大な支障をきたす病気ですが、難聴や耳鳴りを伴うめまいを起こすメニエール病や頭位を変換する際に起こる良性発作性頭位めまいなどでは神経耳科的な専門治療が必要となる場合も少なくありません。耳性のめまいが疑われたら一度当科へご紹介ください。
その他、急性・慢性疾患を問わず、頭頸部領域の疾患を疑われた場合、ご相談いただきましたら対応させていただきます。

対象疾患

眼球、脳以外の頭頸部領域の疾患を対象としています。一般的な口腔咽頭疾患や鼻副鼻腔疾患に加え、頭頸部腫瘍に対しては外科的治療、化学療法、放射線療法を集学的に行っています。耳疾患では慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対する手術を行っています。
主な対象疾患
 喉頭腫瘍
 真珠腫性中耳炎
 先天性感音難聴
 咽頭腫瘍
 滲出性中耳炎
 耳鳴症
 口腔腫瘍(舌腫瘍含む)
 耳小骨奇形
 急性・慢性副鼻腔炎
 唾液腺腫瘍
 外耳道閉鎖症
 アレルギー性鼻炎
 鼻・副鼻腔腫瘍
 好酸球性中耳炎
 睡眠時無呼吸症候群
 メニエール病
 耳硬化症
 嗅覚・味覚障害
 良性発作性頭位めまい
 突発性難聴
 言語発達遅滞
 前庭神経炎
 低音障害型突発難聴
 構音障害
治療方法
 頭頸部癌に対する
 放射線療法
 ゲンタマイシン
 鼓室内注入法
 内視鏡下鼻内手術
 頭頸部癌に対する
 化学療法
 鼓室形成術
 副鼻腔炎に対する
 マクロライド療法
 頭頸部癌に対する
 免疫療法
 鼓膜形成術
 アレルギー性鼻炎に
 対するレーザー手術
 喉頭全摘出術
 鼓膜チューブ留置術
 唾液腺腫瘍摘出術
 舌切除術
 外耳道造設術
 声帯ポリープ切除術
 上顎全摘出術
 急性感音難聴に対する
 ステロイド療法
 下鼻甲介切除術
 頭頸部再建手術
 耳鳴に対するTRT療法
 口蓋扁桃摘出術
 浮遊耳石置換法
 人工内耳埋込術
 音声言語療法
検査・診断方法
 電子内視鏡検査
 耳小骨筋反射検査
 味覚検査
 頸部超音波検査
 語音聴力検査
 アレルギー検査
 PET検査
 グリセロールテスト
 アプノモニター
 MRI検査
 内耳機能検査 
 穿刺吸引細胞診検査
 高分解能CT検査
 耳鳴検査  耳管機能検査
 核医学検査
 耳音響放射検査
 言語発達検査
 平衡機能検査
 聴性脳幹反応検査
 細菌培養同定・
 薬剤感受性検査
 純音聴力検査
 補聴器適合検査
 
 ティンパノメトリー
 嗅覚検査
 

患者統計


認定施設

  • 日本耳鼻咽喉科学会