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診療科のご紹介

消化器外科

間取り図おもに食道、胃、大腸などの消化器管ならびに肝胆膵領域の悪性疾患(がん)を対象として治療を行っており、特にがんの診断と治療に関しては、 症例数ならびに治療成績ともに全国有数の施設として知られております。

(診療科の特色)
 消化器外科では食道、胃、大腸をはじめとする消化管および肝胆膵領域の消化器悪性疾患を中心として良性疾患も対象として治療を行っています。
診断面では他科とも協力して、新しい診断技術を駆使した最先端の診断に努め、治療面では癌の進行度に応じた治療方針を患者さま、 御家族の理解を得ながら決定し、早期癌に対しては機能温存とQOLを重視した縮小手術を、 進行癌に対しては手術とともに抗癌剤感受性試験などの合理的な補助化学療法、免疫療法、放射線療法などの集学的治療を行っています。
様々な疾患に対する胸腔鏡・腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。

(社会的ニーズ)
癌の診断と治療に関しては、症例数ならびに治療成績ともに全国有数の施設として知られています。年間の全手術数は約820例です。
●食道がん:当科では、2000年以降、切除可能な食道癌に対して、約400名の患者さんに、食道切除、消化管再建術を行ってきました。比較的進行していない食道癌に対しては、低侵襲な胸腔鏡腹腔鏡下手術を導入し、現在までに約140名の患者さんに手術を行ってきました。最近では、腹臥位の食道切除を導入し、より低侵襲な治療を心掛けています。また定期的に消化器内科医、放射線科医とカンファレンスを行い、病気の進行度に応じた治療法を決定しています。また食道裂孔ヘルニア、難治性GERD(逆流性食道炎)、食道アカラシアなど良性疾患に対しても、積極的に腹腔鏡下手術を行っており、傷も小さく、疼痛も少ないことから患者さんの満足度も良好です。
●胃癌:胃癌は年間約150例。リンパ節転移の可能性がない早期癌に対しては内視鏡(胃カメラ)を用いた治療を行い、リンパ節転移の可能性がある早期癌には腹腔鏡を用いることで、低侵襲で、創が小さく、術後のQOLに優れた縮小手術を積極的に施行しています。進行癌に対しては2群リンパ節郭清を伴った胃切除術を標準術式とし、進行度に応じて化学療法を併用した集学的治療を行っています。さらに、臨床試験を積極的に行い新しい治療法の確立に努めています。   
●大腸癌:大腸がんは年間約140例。ポリープがんや粘膜内早期がんには内視鏡的切除術を行っております。進行がんには系統的3群リンパ節郭清を伴った大腸手術を行い、積極的に腹腔鏡手術をとりいれています。高度進行がんには抗がん剤治療、放射線治療の併用やステント留置などを行っています。  
●肝胆膵:肝胆膵グループでは、膵臓癌・大腸癌肝転移症例をはじめとして、胆管癌や肝臓癌、膵IPMNなど幅広く肝胆膵の良・悪性腫瘍の外科的治療に取り組んでおります。肝胆膵グループの手術件数は約120件であり、安全な手術を提供するとともに、進行した切除困難例においても集学的治療を行い、長期生存を目指す治療を心掛けております。具体的には、局所進行膵臓癌に対しては術前放射線化学療法を行い、必要であれば門脈合併切除や動脈合併切除を併施する手術を行っております。多発大腸癌肝転移に対しても術前化学療法とくに肝動注化学療法を行うことで手術適応を拡大し、残肝機能不全が危惧される症例に対しては、積極的に術前門脈塞栓術を行って術後肝不全予防に努めております。 また、臨床試験にも積極的に参加し、最近では膵臓癌に対するペプチドワクチン治療の臨床試験を多施設共同で行っております。  

診療(初診等)のポリシー

医療機関等からの依頼(診断・治療等)を基に専門的な検査・診断や治療を行っています。 受診する時には、依頼書(診療情報提供書<紹介状>、検査結果、レントゲンフィルム等)が必要です。

外来受付

外来診察担当表へ
・受付場所・・第1外科
・診察受付・・9:00〜10:30
・診療時間・・9:00〜16:45
※初診のときは、外来診察担当表をご確認ください。

医局のホームページ

医局のサイトトップページ画像
消化器外科のホームページ:
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/surgical-oncology/

スタッフ紹介

各医師の詳細については医局のホームページをご覧ください。
氏 名  専門分野・担当
  平川 弘聖
 胃,大腸,膵臓
  大平 雅一
 食道,胃,大腸,肝臓,脾臓
  前田 清
 小腸,大腸,ストーマケア
  八代 正和
 胃,大腸
  大谷 博
 小腸,大腸
  六車 一哉
 食道,胃
  田中 浩明
 食道,胃
  久保 尚士
 食道,胃
  天野 良亮
 肝臓,胆道,膵臓
  野田 英児
 小腸,大腸
  豊川 貴弘
 食道,胃
  木村 健二郎
 肝臓,胆道,膵臓
  永原 央
 小腸,大腸

対象疾患

消化器外科では食道、胃、大腸をはじめとする消化管ならびに肝胆膵領域の消化器がんを中心にその診断と治療を行っています。 診断面では内科や放射線科とも協力して、新しい最先端の技術を用いた診断に努め、治療面ではがんの進行度に応じた治療方針を患者さん、 ご家族の理解を得ながら決定しています。手術件数も年々増加の一途をたどり、最近では年間800件以上となっております。様々な疾患に対す胸腔鏡、 腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。

No.
主な対象疾患
治療方法
検査・診断方法
1
 食道癌
 胃切除術(幽門側、噴門側)
 上部消化管内視鏡検査
2
 胃癌
 胃全摘術
 下部消化管内視鏡検査
3
 結腸癌
 腹腔鏡下胃切除術
 
4
 直腸癌
 胃・十二指腸手術一般
 食道内圧測定検査
5
 膵臓癌
 結腸切除術
 
6
 原発性肝癌
 直腸切除術
 
7
 転移性肝癌
 腹腔鏡下結腸・直腸切除術
 腹部超音波検査
8
 胆管癌
 大腸全摘術
 超音波誘導下穿刺針生検術
9
 胆嚢癌
 小腸・大腸手術一般
 
10
 十二指腸乳頭部癌
 開胸開腹食道癌根治術
 消化管透視検査
11
 潰瘍性大腸炎
 胸腔鏡下食道癌根治術
12
 クローン氏病
 食道離断術
13
 消化管粘膜下腫瘍
 食道手術一般
14
 消化管悪性リンパ腫
 膵頭十二指腸切除術
15
 消化器内分泌腫瘍
 肝切除術
16
 胆石症・総胆管結石症
 胆道再建術
17
 食道・胃静脈瘤
 腹腔鏡下胆嚢摘出術
18
 後腹膜腫瘍
 ラジオ波焼却術
19
 食道裂孔ヘルニア
 消化管・胆管ステント留置術
20
 食道アカラシア
 全身・局所癌化学療法
21
 
 
     腹腔鏡下食道裂孔
 ヘルニア根治術
 
     腹腔鏡下食道
 アカラシア根治術
 

当科の得意分野

良性疾患はもとより、食道がん、胃がん、大腸がんなどの悪性疾患に対して、胸腔鏡、腹腔鏡手術を積極的にとりいれ、患者さんに負担の少ない手術を追求しています。また、進行がんに対しては根治的な手術治療とともに抗がん剤治療、免疫療法、放射線治療などを組み合わせた集学的治療を行っています。特に難治がんといわれているスキルス胃がんや膵臓がんについては、これまで行ってきた数々の実験成果を臨床に反映させるべく治療に取り組んでいます。
以下は医療関係者向けの情報です

紹介のポイント

受付時間は原則的に午前9時〜午前10時30分ですが、午後の診療担当医にご紹介いただく場合は、午後の受け付けも行っております。
(この場合は、当診療科 電話06-6645-2346まで事前にご連絡ください。)

患者統計


認定施設

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本大腸肛門病学会
  • 日本乳癌学会
  • 日本内分泌外科学会/日本甲状腺外科学会
  • 日本臨床腫瘍学会
  • 日本がん治療認定医機構